この約半年間を振り返る その3 ~職探し~
さて、職探し である。
「バイト探しとは訳が違う」というのは、職歴0の僕でも容易に想像出来た。
バイト探し時代は【お笑いの活動の為に時間に融通がきき、尚且つ時給の高い(割のいい)バイト】を優先して探していました。
が、職探しになると、【やりたい(仕事の他に優先させたい)事も無いので、兎に角やり甲斐のある仕事を…】と思い、自室のPCに向かい検索したワードは、、、
記者、報道、朝日新聞、毎日新聞、読売新聞、産経新聞、文芸春秋、週刊朝日、週刊新潮 etc…
何と言う無謀なラインナップ…(今振り返って絶句)
このラインナップは国公立大学 or 関西四大 or 東京六大学生が2年生の頃からOB訪問重ねながらそれでも数えるほどしか就けない職だよバカヤロウ!!(息継ぎ無し)
で、当然「募集要項」読んだけで、どこも門前払い喰らわされて、一度途方に暮れます。時間はあるから。早く職に就くに越した事はないけど、時間だけはあるから。
で、次にやりたい、やり甲斐のある仕事は?となった時に思い浮かんだのが、葬儀屋でした。
「おくりびと」の影響とかじゃないですけどぉ!?
恥ずかしながら、まだ観てませんけどぉぉぉ!?!?!?!?!?
まず間違いなく「やり甲斐は半端なくある」やろう、と。昨夏祖母が亡くなった事も手伝ったと思います。すごく興味もありました。しかし、これもすぐに諦めます。大ブレーキを欠けた要因は、
「小さな子供の葬儀に立ち会った時に、俺は正気を保ってられるのか?」
という事でした。想像しただけでキツかったんで、きっと向いてないんだろうな…と。想像って大事ですよね。「想像してキツくなかった」から、AV出るんでしょうね、大半のAV女優って。凄いメンタルだね!
で、色々グルグルフラフラ…と思いを巡らせる内に、携帯販売業に絞りました。テザリング(携帯電話がwifiルーター機になる機能)を知った時に腰抜かす程感銘を受けからでした。
「うわーーー!こんな便利な機能があんのかー!これ、まだ知らん奴めちゃくちゃおるんちゃうか!?勿体ないなー!」と思ったという経験が大きかったです。
希望職種を決めて、ハローワークに行きました。人生初ハロワ。平日の夕方にいい年した大人がPCに噛り付いてました。「うぉ…就職難・不景気って事なんか…。職歴無しの28歳なんて、どこか雇ってくれるかなぁ…」否が応でも不安を煽られます。
まずはPCで仕事を探す為に、申込書を書かなければいけないそうで。書式が分からない僕は記入例の用紙に目を移す。
大体、市役所とか公的機関の用紙記入例って、その自治体の名前+太郎 or 花子ってのが、仮名の相場なのだが、ハローワークは違いましたね。
[氏名]明日 勇気 (アシタ ユウキ)
あまりの皮肉に、僕はしばらく台の前から動けませんでした…。